固定バランスを0.251μmに調整後、テーブル面を研削すると、加工中の振動値が1.194μmで3倍以上の振動値。 バランスを取らずに、零芯バランサーは、ドレス後の振動値が0.68μmで、テーブル面の研削時の振動値は0.497μmで、無負荷時の振動値と変わりませんでした。テーブル加工面も前垂れもほとんどなく、且つ面粗さはバランサーの方が数値は多少粗いが、バランサー加工面には斑が無く、砥石ヘッド等が映り込んでいました。 最終SKD11 HRc60材の加工面比較は、固定バランスでの加工はRa0.226μm Rz1.63μm 。バランサーはRa0.156μm Rz1.358μm。 固定バランスと零芯バランサーとの差異がハッキリと出ました。 |