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カテゴリ:回転バランサ

 タイトル:標準ツールと零芯ツールの加工面比較

A社にて、焼入れ材表面の加工面を同じ条件にて加工後、マイクロスコープにて撮影。
100倍画像にて加工面比較をしたところ、余り差がないとの事。 しかし、実加工ワーク上面を蛍光等に照らして映り具合を比較したところ、零芯バランサーの加工面の方が蛍光灯がクッキリと照らし出されており、かなりの面品位で仕上がっている事が判明致しました。
その結果、倍率を700倍に拡大して画像写真を撮影すると、明らかに標準ツールでの加工面は斑なパスが見えるのに対し、零芯バランサーでの加工面は、極めて細かなパスを見ることが出来ました。
この様に、最高の機械であっても、加工すると負荷変動により必ず振れが発生し、加工面に悪影響を及ぼす。しかし、零芯バランサーツールは、加工負荷変動に対して零芯回転を許容する値を有し、加工負荷変動に対して、芯ブレを限りなく零にするのが零芯バランサーである。

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