A社にて、過去のNC旋盤加工に於いて、段付き内面加工で、大きい内径Φ55加工から比較した。 奥に段々穴径がΦ14迄9段階にて小さくなる加工を実施した所、相手シャフトの段付き部を、内径部にH7嵌合にて挿入した時、何となく奥の小径部が干渉して、挿入嵌合が出来ないことが判明しました。 調べたところ、段付き内面加工に於いて、入口から径が小さくなるごとに周速一定加工の為、回転を上げて加工を実施。 其のことにより、奥に行くほど回転軸芯の振れが発生して、段付き内径各加工径に於いて、回転を増速する事により、回転芯ブレが発生して、軸芯の異なる段付き内径に成っており、結果、段付き軸を挿入した時に干渉して挿入不可に成りました。 此のことから、内径入口から段々中に行くに従っての回転増加が、軸芯の振れに繋がった事が判明した。 その結果、@NC旋盤の標準10インチチャックと、AAB250オートバランス装置を10インチチャック外周に焼嵌め装着をした物での、各内径軸芯の振れ具合をデーター化し、比較を致しました。 |